占いとは何か?言葉の意味と基本的な占術の種類

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今では普通に使うようになった
占いという言葉。

占いは心の様子や過去から未来までも
予測できる学問として使われています。

占いには、
「命術」「卜術」「相術」という
3つの基本的な占術があり、

これらを単体か、
組み合わせて使っているのが占いです。

1. 心+綯う=占い

今では普通に使っている占いという言葉も、
古い歴史があります。

長い月日で、占いは
オリジナルのものが増えて来ました。

オリジナルと言っても掛け合わせているものが、
ほとんどではないでしょうか。

元の形状があり、
それを部分的に使いオリジナルの占術を
作っていくようです。

占いは日々進化を遂げているものであり、
人々は道しるべに使います。

占いの基本は生年月日や血液型、
名前や生まれた場所、住んでいる場所などから
占いや鑑定していくものです。

占いと言う言葉の始まりは″ウラ″と″ナイ″から来ています。

心(ウラ)綯う(ナウ)と言うのは、心を縄で綯う。

バラバラの心を一つに集中して、自然的な存在(神様)と交信する
という意味などで使われています。

色々な言葉の始まりがありますが、
正しいのはこれと言ったものはありません。

他の記事で詳しく書きましたので、
ここでは軽く書いておきます。

占いや鑑定をきちんと人生に活かすために読むべき記事

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

占いというものは、
秘事や未来を知る宗教行為と言われる方もいますが、
世界中のいろいろな民族が使っていたりします。

人の運勢を見たり、物事の吉凶や将来のどうなっていくのかを
判断し予言したりする行為だと思われがちです。

しかし元々は、過去の自分や現在の自分、
未来の自分を予測したり遡ったりして、
今の悩みを解決し、アドバイスしてもらったり、地形を見たり、
天文学との深い関係があったりと、様々な用途に使われています。

だからこそ、本来の占いは、
今とは使い方も違っています。

2. 占いの基本は命術・ト術・相術

占いの基本となるものがあります。

命術、ト術、相術と言われているものです。

占いの基本はこのいずれかが使われています。

では、それぞれどのようなものなのかを見ていきます。

 

2-1 命術[めいじゅつ]別名、命占

こちらは生年月日、
場所など生まれた時に決まる
変わらない情報を元に占うものです。

命術に関しては変えたくても、
変えられない運命的なものを感じます。

年月日時間などは、
生まれてくる日にちや時間は選べませんよね。

そして、気分で変えることができないものです。

神のみぞ知るとでも言いますでしょうか。

私たちが生まる時期や死ぬ時期は、
占いでも分からない部分です。

選べないからこそ、
今世はこの時代のこの日に生まれ落ちたのだ
と言う方がいるのではないでしょうか。

こういった自分では決められない
それが運命なのです。

生まれた時から定められているものを使い、
運勢を見ていくのが命術です。

命術の基本は、
個人の性格や一生涯の運勢や
他人との相性を見ることができます。

一生涯の運勢というのは、
一生涯変わらない運勢ということです。

生まれ落ちた日から人は、
決められた運命があると言われています。

主にこの命術を使っているものは、
代表的なものは西洋占星術、四柱推命です。

他にも数秘術、算命学、
宿曜占星術、九星気学などがあります。

西洋占星術が有名でホロスコープなどがあります。

西洋占星術という言葉よりはホロスコープの方が、
名前を知っているのではないでしょうか?

西洋占星術は、
星の配置から地球上で起きた出来事や、
その時生まれた人に何かしらの影響を与えられているという、
過程のもとにホロスコープを作成し、
ホロスコープを元に運命を読み解いていくものです。

ホロスコープが代表の西洋占星術

西洋占星術について詳しくはこちらをご覧ください。

四柱推命は、古代中国から続いている
最も古い歴史を持つ占いとされています。

運命を推し測る占いです。

誕生時の干支を年柱、月柱、日柱、時柱という4つの柱で分析し、
占うため四柱推命と呼ばれています。

中国では「子平」もしくは「子平八字」と呼び、
四柱推命は日本だけの呼び方です。

なので、中国の人に四柱推命と聞いても
よく分からないと言われてしまいます。

ご注意ください。

四柱推命は、生まれた年、月、日、時の干支から
導き出される運勢を占います。

四柱それぞれの干支には五行と陰陽があり、
これらを総合的に判断したものが四柱推命です。

日本では出生時刻を省いた三柱で占う事も多いですが、
しかし本場の中国とは別のものになります。

ここで思うのが十干十二支を使うのであれば、
西洋占星術と同じなのか?

という疑問が生まれますが、
西洋占星術は実際の太陽系の惑星の動きを実際に計算していますが、
四柱推命は架空の星を利用して見ていますので、
同じようで同じではありません。

次に数秘術は、ピタゴラス式やカバラ等が有名です。

占う対象の生年月日(西暦)や姓名などから、
固有の計算式に基づいて運命や使命や才能や、
カルマや人生の意味などを知ることができます。

数秘術の数の法則の中心にあるのは、
1から9までの一桁の自然数です。

数秘術では、これを「ルート・ナンバー」と呼び、
すべての数の基本となる数になります。

ルート・ナンバーには、
それぞれ固有の数秘術的な意味があります。

名前もすべてが数字になるものです。

数学的な考えですが、
数秘術を使う占い師は多いのではないでしょうか。

 

2-2 道具を使って占うト術(ボクジュツ)

偶然にあらわれた象徴を用いて、
事柄や事態の成り行きを占う方法をト術と言います。

主な占術は、
周易・断易・梅花心易・タロット・ルーンなどがあります。

基本的にはなにかしらの道具を使って占います。

サイコロで運勢を見るものや、
カードを使って占うものなどいろいろな手法があります。

簡単ですが、紹介します。

タロットはカードを使い占うものです。

スタンダードなタロットカードの枚数は、
全部で78枚です。

また、その78枚のカードは、
22枚の「大アルカナ(Major Arcana)」と、
56枚の「小アルカナ(Minor Arcana)」に分けられています。

タロット占いを行う人は、カードをシャッフルし、
そこから偶然に出てきたカードによって、
質問の答えを導き出します。

なんか運な気もしますが、
これが私たちの心理や思っていることが、
カードにメッセージとしておりてきます。

女神カードや他にも似たようなカードはありますが、
タロットが一番有名ではないでしょうか。

リーディングという方もいらっしゃいます。

今何をすべきか?タロット占いでお悩み解決

詳しくはこちらをご覧ください。
リーディングは、
そもそもどんなことを言うのでしょうか。

「リード」とは、「読む」という英単語なので、
リーディングは何かの情報を読むことを
指していることがわかります。

スピリチュアルの世界において「リーディング」とは、
人の持つ「様々な目には見えない情報」を読み解くことです。

「目に見えない様々な情報」とは、
例えば過去世や未来世、ハイヤーセルフや、
その人を守護している存在などです。

「情報を読む」ということは、読む人と読まれる人が存在し、
読み取るチカラを持っている人のことをリーダーと言います。

リーダーが様々な目には、
見えない情報のリーディングを行う為に、
何かしらのツールを使用する場合もあります。

それは、タロットカードやオラクルカードなどのカード類であったり、
クリスタルのチカラを借りたり、
占星術を用いたりすることもあります。

物質にも全て波動がありますから、
リーダーは自分の波動に合ったツールを使っているようです。

このようにリーディング能力のアイテムの一つに
タロットなどがあります。

周易は、周の時代に、
文王が作成したことからこのように呼ばれています。

その後、2500年前に孔子が完成させました。

占う時の技法は、
筮竹を使う「略筮法」と言われます。

梅花心易は、1040年代、
邵康節という大天才が創設しました。

彼の予知能力があるとして有名でした。

ある日、邵康節が梅の花を見ているときに、
2羽のスズメが絡まりあって地面に落ちました。

それを見て、邵康節は、
「明日、娘さんが梅の枝を折ろうとして木から落ちて、
太ももを怪我しますので、気を付けてください」と予言しました。

ですが、家の主人は、
まさかそんなことはあり得ないと思っていたそうです。

しかし、本当に翌日に、突然娘さんが梅の枝を折ろうとして、
梅の木に登って、そこから落ちて、
地面にあったとがったものが太ももに刺さり、
大けがをしたのです。

このエピソードから、
梅花心易と名づけられました。

筮竹やサイコロを使わずに、
自然現象をみて占います。

ト術は、道具を使って
占うという感じで思うと良いでしょう。

 

2-3.相術

人間の眼に見える、形あるものの様相
(顔のパーツの形や造作、手の造り、家の間取り、名前など)をもとに、
それを所有する人の吉凶や、生まれ持った運命などを
推理していく占いを相術と言います。

有名なものとしては、
「手相」「人相」「姓名判断」「家相」などがあります。

この相術は、身近にあるので、
誰もが知っているものが多いと思います。

手相や姓名判断や家相は親しみやすいですね。

手相は手のひらからその人の運勢をみるものです。

手相占いは当たるのか?信憑性と手相でわかることを解説します

詳しくはこちらをご覧ください。

姓名判断は、
姓名の文字の音や字画の組合せによって、
運命や吉凶を占います。

基本は五格(ごかく)で判断(占い)します。

五格とは、
天格・人格・地格・外格・総格をの五つを言います。

五格がどの部分に有るのかを見て、
総合的に判断して調べていきます。

社会の運や家庭の運・仕事の運(商運)
・夫婦や親子の相性・結婚運や健康などを
五つの格(五格)で判断することができるものです。

このようにリアルなものから占うものです。

3. 組み合わせて使っている占い

中には掛け合わせて使う占術があります。

オリジナルなものが多いです。

最近ではこのオリジナルな占術が多く、
占術を研究し新しいものを生み出す
そのようなものが多く世の中に出回りました。

ゲッターズ飯田や水晶玉子さんのように、
オリジナルな占術が増えてきました。

この2人は今有名で人気がある占い師です。

この掛け合わせというのは、
何個も何個も掛け合わせているので複雑なため、
中身を聞いても理解するのには時間がかかります。

直のお弟子さんでも完璧になるには
努力と経験値が必要とされます。

ちなみにゲッターズ飯田の
五星三心占い(ごせいさんしんうらない)は、
13種類以上もの占いの占術を掛け合わせたオリジナルの占術です。

姓名判断や四柱推命や星占いや生年月日占いだったり、
ありとあらゆる占い手法を組み合わせ、
そこに手相占いなども対面鑑定する際には組み込んだもののようです。

ゲッターズについては、
http://hontonouranai.info/comedian-iida#02
こちらに詳しく書いてありますのでご覧ください。

水晶玉子さんは、オリエンタル占術を使っています。

オリエンタル占術は、27宿の運命があり、
空海が日本へ持ち帰ったといわれる密教の経典「宿曜経」をベースに、
インドと西洋の占星術を加えたオリジナルの占星術です。

ゲッターズ飯田が嫉妬する水晶玉子のオリエンタル占星術【27宿紹介】

詳しくはこちらをご覧ください。

4. まとめ

色々な占いがあるけど、
やっぱり自分にあったものを探すことが大切です。

様々な占いの種類で、
自分が合ってるな、興味深いな
と思えるかが大切になってきます。

自分を知りたいと思うことはとても良いことですし、
他の人のことを知ってどう付き合っていくかを
見ていくことも大切になります。

沢山の占いの中から、
あなたに合ったものを見つけれると良いですね。

 

 

 


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