占いが外れる理由と当たる占い師の選び方

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占いなんて当たらない、そう思っている方は少なくないでしょう。

確かに占い結果は必ずしも当たるとは言えません。

ですが外れる理由は確かに存在するのです。

今回は占いの結果を左右する要素についてお話していきましょう。

1. 占いが外れる理由

前に占ってもらった時は当たったのに
今回は当たらなかったという経験はありませんか?

同じ占い師でも当たるとき、
当たらないときというのは確かにあります。

そこには当然、占い師本人の腕前や実力、
その日の調子という要素も含まれてきます。

しかし、占いが当たる、当たらないという問題には、
実は相談者側の気持ちも大きく関わっていることを知っていましたか?

それは人の感情というものが運命さえも左右しかねないほどに
大きな力を持っているという事実を表しています。

占いとは幾つもの可能性、つまりは運命を占うものであって、
あなたの心が求めているものを変えることは出来ません。

望みはあくまでもあなた自身のものです。

占いが外れてしまった場合の多くは、
その願いや心が運命を変えてしまったケースが多いのです。

例えば、すごく好きな人との恋が「成就するでしょう」と
占いで出たにも関わらずダメだった場合、
どうして占いは外れてしまったのか想像できますか?

この場合、相談者は心の奥深くで、
その恋が実ることを望んでないことが多いです。

「そんなことがあるのか」と思う方もいるかもしれませんが、
人の心は複雑なものです。

生まれ育った環境や自身の無さが影響し、
心のどこかで「こんな自分では相手を不幸してしまう」、
「相手に申し訳ない」といった負の思い込みを持ってしまっていたりします。

しかもこういう思い込みは自分でも気づいていない場合があります。

結果、良い方向に進むはずだった2人の運命が覆り、
悪い方向へと進んでしまうケースは少なくありません。

そのため、精神面が占いに大きく影響することを
知っている占い師がカウンセリングを学んだり、
カウンセラーの資格を持っていたりすることは珍しいことではなくなってきています。

一流の占い師はただ運命の良し悪しを占うだけではなく、
悪い運命を避け、良い運命を自分のものにできるよう
サポートするまでが仕事だと分かっているのです。

例えばテレビや雑誌に出演し、
一躍有名となった占い師『鏡リュウジ』の場合、
占いに有名な昔の心理学者『ユング』の思想を取り入れています。

実際に占ってもらった方の中には、
『前向きになれるような鑑定結果だった』、『励まされた感じがした』と、
精神的な部分でも満足感を得ている人が多いように感じました。

2. 手相が当たる人、当たらない人

手相は占いの中でも的中率が高いと言われています。

ですが『高い』だけで『はずれない』わけではありません。

これは全ての占いに言えることです。

これは手相占いを体験したある人のコメントです。

――15年位前に素人ですが手相鑑定が驚くほど当たるという人に
遊び感覚で見てもらったことがありました。
その時に「あなたが結婚するのは40歳くらいですね」と言われてビックリ!
実は私はすでに結婚していて子供もいたのです。
そのことを告げると相手もビックリ!
「初めてはずれた」と首を傾げていました。
後で調べてみましたが確かに私の結婚線は40歳位を示していました。
宿命は変えられずとも、運命は変えられるということなのでしょうか――

この方は結果的に手相占いがはずれたわけですが、
それは相手が占いの知識をしっかりと身に着けていなかったからではありません。

「確かに私の結婚線は40歳位でした」と書いてある通り、
素人ながらも知識は十分。

だからこそ占った側は首を傾げたわけです。

ではなぜ当たらなかったのか。

それは宿命と運命の違いにあるわけです。

宿命とは読んで字のごとく、
自身に宿った運命=あなたが持って生まれた変えることの出来ない未来のことを指します。

しかし運命とは数ある可能性=先の見えない不確定な未来なのです。

手相を含め占いとは、
宿命を占うことよりも運命を占うことの方が多いです。

宿命を占ったところで変えられないのですから、
当然と言えば当然ですよね。

そして結婚する時期は生まれながらにして決まっているものではありません。

「宿命は変えられずとも、
運命は変えられるということなのでしょうか」というコメントのとおり、
占ってもらった方は遠い先の、予定されていた未来を自身の力で引き寄せたに過ぎないのです。

その結果手相が示した時期よりも
早く幸運をつかむことができたというわけです。

実はこれ、逆もありえるのです。

予定されている婚期よりも数年後に結婚する、
もしくは結婚線では晩婚だからと安心していたら
結局結婚できなかったという方は少なくないはずです。

運命は自分自身の行動1つで変化、誕生、消失しやすいものです。

例えばですが、アナウンサーになりたいと思っている人が、
専門的な勉強をせずにその職に就けるか考えましょう。

答えは勿論ノーです。

アナウンサーとして必要な素養を身に着けないまま
アナウンサーになろうと夢ばかり見ている人がいるとすれば、
それは文字通り『無謀な夢』です。

アナウンサーとしての素養を身に着けてこそ、
初めて「将来アナウンサーになる」という可能性=運命が誕生します。

結婚も同じです。

自分磨きや異性を夢中にさせるテクニックを学ぶなど、
良いパートナーに出会ったとき確実に自分のものにする
準備を怠っていては結婚という未来はないでしょう。

幾ら相性が良いと言っても気づかいや、
心遣いがなければ人は長い間一緒に居ることは難しいからです。

3. より良い占い師の選び方

あなたは普段どうやって占い師を選んでいますか?

ネットの口コミ、テレビや雑誌での宣伝など、
占い師を知る方法は今の世の中、色々な方法がありますよね。

しかし、それだけを理由に占い師を決めるのはやめましょう。

人間関係に相性があるように
占い師にもあなたに合う人とそうでない人がいます。

未来だけを知りたい人、良い未来を手繰り寄せる方法を知りたい人、
悩みを聞いてほしい人など相談者が占い師に求めるものは人によって違います。

お金を払って鑑定してもらうわけですから、
本当に知りたいことを教えてくれる占い師でないと勿体ないですよね。

このように占い師選びはとても大切なのです。

ここからはそんな占い師を選ぶ際のチェックポイントをご紹介しましょう。

3-1.話していて心地よい、明るくなれる

私は初めに『占いの結果は気持ちに左右されやすい』
ということを言ったと思います。

そのことを踏まえたうえで占い師を探した場合、
一番重視すべきは占い師との会話で明るい気持ちになれるかどうかです。

そんな雰囲気がある相手といると、
気の流れがスムーズになり、悪い運気を流してくれます。

悪い占い師はあなたを明るい気持ちにはさせてくれません。

危険な未来や嫌なことばかりを伝えて、
あなたの不安を煽ってきます。

そうして正常な判断ができなくなるまで怖がらせ、
追い込むことで開運アイテムを売りつけるのです。

中にはアドバイス料金を求める人だっています。

そういう占い師に引っかからないよう、気をつけましょう。

3-2. きちんとアドバイスをくれる

占いの結果だけを淡々と伝える、
そんなことは占い師でなくともできます。

本当の占い師というのは良くない未来を回避する方法や、
あなたが望むものを得られるようにどうするべきなのかを
アドバイスしてくれるものです。

仕事としてだけではなく、親身になって
あなたの悩みを聞いてくれる占い師を探しましょう。

3-3. 鑑定料を明確に提示してくれる

これは占いの結果うんぬんには関係ありませんが、
お金目的だけの悪い占い師に引っかからないポイントの一つです。

占い師によって鑑定料の決め方は様々です。

回数や時間など、料金体系について聞かれたときに
きちんと話す占い師を探しましょう。

時間によって鑑定料を決めているときには、
追加料金が発生することもあるでしょう。

その時にきちんと追加料金が発生する旨をあなたに伝えてくれる、
当たり前のことをしてくれるのが一番好ましいのは当然ですよね。

中には「そんなに高いの?」というくらいの額を請求してくる占い師もいます。

迷った時には勇気をもって断れるようにしましょう。

3-4. 触れてほしくないことには触れない

占い師だからといって何もかも話す必要も、
強制されるいわれもありません。

『言いたくないことは言わない』の精神でいいのです。

秘密は誰にでもあるのですから。

もし、それでもしつこいくらいに聞いてくる占い師がいるとすれば、
その人は占い師以前に人としての常識を身に着けていないので切り捨てましょう。

常識のない人のアドバイスに信憑性があるとは思えません。

4. 目的に適した占いを選ぶ

占いといっても種類は様々です。

そして当然、それぞれの占いには得意分野が存在します。

どんな悩みに、どんな占いが適しているのか、
そのことを知っていればより的中率の高い
鑑定結果を知ることが出来るでしょう。

本来持っている運勢

→占星術、四柱推命、数秘術、姓名判断など

人との関係(恋愛を含む)

→タロット占い、手相、占星術、姓名判断など

仕事や地位

→四柱推命、手相、タロット占い、姓名判断など

現在の運気

→占星術、手相、タロット占い、易占いなど

相手の心を知りたいとき

→タロット占い、易占いなど

どう行動すべきか知りたいとき

→四柱推命、占星術、タロット占い、方位学、易占いなど

今年の運勢

→占星術、おみくじ、手相など

余談ですが、おみくじを引き時には先ず神様にお参りしてから、
その後で『私にお言葉を下さい』と思いながら左手で引くと、
その時のあなたにあった答えがおみくじに書かれていると言われています。

ぜひ一度試してみて下さい。

5. まとめ

いかがでしたか?

占いは不確定な部分が強く、
必ず当たるものではありません。

しかし最初から信じていないまま占いを受けては、
余計に無意味なものとなってしまいます。

大切なのは信じる心、占いの結果に振り回されないこと、
そして占いに依存しない事です。

あなたの人生を形作っているのは占いではなく、
あなた自身の選択であるということを
今一度肝に銘じて欲しいと思います。

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