占いと呪いの違い

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皆さんは呪いというものについてどれくらい知っていますか?

恐らく2つの意味があることを知らないのではないでしょうか。

知っていても正しく理解していないのではないでしょうか。

そこで今回は呪いという言葉の意味、
そして呪いと占いの違いなどにも触れていきたいと思います。

 

 

 

1. 占いと呪いの違い

2つの違いを知るにはまず言葉のもつ意味から紐解くのが一番良いでしょう。

呪い(のろい・おまじない)=神仏やその他摩訶不思議なものの威力を借りて、
災いや病気などを起こしたり、また除いたりする術。

占い(うらない)=人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること。

こうしてみると意外と違いが分かりやすく出ていますね。

分からない人のためにも念のため解説しましょう。

例えばですが、あなたが今片思い中だと仮定します。

出来ることならその恋を実らせたいあなた。

この時、何を求めているかで占いとまじない、
どちらを使うべきかが変わってくるのです。

恋が成就するためのパワーが欲しいときはまじないを使います。

まじないとは、言葉の意味にもあったように神仏などの力を借りて、
自分に何らかの効果を得るために行うものです。

受験勉強に受かるため、
神社やお寺でお参りするのもまじないと言えるでしょう。

風水も恐らくまじないの一種ですね。

要するに他人の力を借りて事を成すというわけです。

ちなみに先程から私は呪いを『まじない』という風に
呼んでいますが当然『のろい』とも読めます。

ただ、まじないとのろいは異なるものであるのは確かです。

まじないが良い効果をもたらすものであるなら、
のろいは悪いことを、それも自分ではなく他の誰かにもたらすものです。

憎い相手の写真と一緒に藁人形を
木に釘で打ち付けるのものろいの一種です。

できれば関わりたくないものですね。

余談はさておき、占いの場合はどうなのでしょうか。

恋が成就するために自分に何が必要でどう行動すべきなのか、
そして相手は自分のことをどう思っているかなどを
知りたいときに使われるのが占いです。

占いはまじないと違って、
それ自体が不思議な力をあなたに与えるものではないのです。

言葉の意味通り、運勢や将来、
そしていつかは訪れる災いを知るためだけのものです。

占いの結果を覆すにはまじないと違って、
自分で行動しなければなりません。

そうでなければ特に影響を及ぼさないのが、
占いというものなのです。

 

まじないと占いの使い分け

まじないは何か願い事を叶えたいときや、大変なことがあって、
自分一人では無理だと感じた時に頼ると良いでしょう。

特に恋のまじないは数多く存在しますよね。

まじないは占いのようにお金を払って専門の方に頼む必要がなく、
自分で簡単にできるものが多いです。

ですが中には満月の時にしないと効果のないまじないなどもあるので、
場合によっては手間がかかることもあります。

そんな占いの用途ですが、

・恋を叶えたい
・やる気や勇気などのパワーが欲しい
・願い事を叶えたい
・大変なことがあって助けて欲しい
・疲労の一時的緩和

対して占いは自分の把握できない過去、現在、未来の状況や、
自分自身の運勢を知りたい人にオススメです。

占いは自分でやるというよりも、
誰かにやってもらうものなので、
まじないに比べて自身が動く必要はありません。

まじないのように自分で何かをしなければならないのが
面倒という方にも占いはオススメです。

但し相手はプロですからそれなりの金額が必要となってくるので、
簡単な悩みであれば無料鑑定を使う手もなくはないでしょう。

そんな占いの用途ですが、

・気になる異性、相手の気持ちが知りたい
・恋人との先の未来を知りたい
・未来の自分が気になる

このようにそれぞれに適した使い方というものがあります。

上手く使い分けることが大切なのです。

 

 

 

2. 呪いの解き方

呪いとは言うなれば霊的な攻撃方法です。

呪う側の憎悪や怨念が不思議な効果を発揮し、
その結果として呪われる側の身体や心に不調をきたすというわけです。

有名なホラー映画『貞子』を知っていますか?

観たら死ぬという呪いがかかったビデオのお話です。

昔に死んだ貞子という女性の、『怨念』という形のないものが、
不思議な力を発揮し、強力なウイルスを生みました。

それらは映像を見た人間に感染し、感染した人間を殺すというわけです。

結局動力源となっているのは、
貞子自身が生んだ怨念の力、つまり呪いなのです。

そんな呪いですが、当然解く方法はあります。

まずは簡単な呪いの場合ですが、呪いは自分にかかるわけですから、
代わりに呪いを受けてくれる代わり身を用意するのが一番簡単な方法でしょう。

代わり身の作り方と使い方は簡単です。

髪を人型に切り、それに自分の名前を書きます。

そしてそれの上に自分の血を垂らすか、自分の髪の毛で縛るだけ。

後は出来た代わり身を庭などに埋めておくだけで、
呪いの効果が発現した時に代わり身があなたを守ってくれます。

他には氏神の力を借りるという方法があります。

氏神とはその土地に生まれた者を
守る神様、つまりは土地神のことです。

地域によって祀られている神様は異なりますから、
自分が住んでいる地域ではどんな土地神が、
祀られているのかを先ずは知る必要があります。

氏神を特定できれば祀っている神社やお寺を調べましょう。

そしてそこで『護符』を一枚、貰いましょう。

その時に護符の使い方も一緒に聞いておくのをお忘れなく。

呪いの解き方には他にも様々な方法があると言われていますが、
どんな呪いも執行者とその方法を知ることができれば、
効果を発揮することなく自然消滅されると言われています。

呪いをかける=あなたのことを知っている人か、
知っている人がだれかに頼んで行ったものです。

それが誰なのかを知るには身近な人を
疑わなければならないので簡単な方法ではないです。

しかし、どんな呪いも執行者と方法を知るだけで
解くことが出来るので効果的な方法ではあります。

対策方法を知っていれば不安になる必要はありません。

寧ろ不安になればなるほど呪いの効果を
受けやすいということを知っておきましょう。

 

 

 

3. 呪われている人の共通点

呪われている人には幾つか呪われサインとでも言える共通点があるのです。

 

3-1.タイミングが悪い

世の中の動きには一定のリズムや波長があります。

しかし呪われている人はそのリズムや波長に乱れが生じるので、
何かとタイミングが合わないということがあります。

例えばプレゼンの準備をするときに限ってプリンターが故障したり、
誰かと会う約束をしているのに電車が事故で遅れたりします。

こういうことが頻繁に起こるという人は呪われているのかもしれません。

 

3-2.体調がすぐれない

呪いをもらった人が最初に感じるのが体調不良です。

日頃から背中や肩、首が痛くなったり、
重く感じたりすることが多いです。

最初はただの凝りや神経の疲れのように感じますが、
時間が経つにつれ本格的な病気に発展していくケースが多いです。

但し自分だけが病弱になったと感じる場合、
それは自分自身の考え方が悪かったり、
負のパワーをひきつけやすい体質が原因である可能性もあります。

他にもウィルスのせいで虚弱体質になるケースと、
誰かを恨んだり呪ったりした反動で、
自分自身を傷つけてしまうケースがあります。

また、家族全員が病気がちになるのは神札や
ご先祖の祀り方が間違っているなどの外的な原因が主であることが多いです。

 

3-3.性格が悪くなる

呪いの効果は性格にまで影響を与えます。

兆候としては以前よりも怒りっぽくなった、
鬱っぽくなったなどがあげられます。

怒りっぽくなるのは動物霊の呪いである可能性が高いです。

特に犬や猿に取りつかれると動物のように吠える性格になります。

なにかとイライラして文句ばかり言ってしまうのも特徴です。

この状態が長く続くと幻覚が見えたり、
被害妄想が激しくなり、やがて統合失調症にもなります。

鬱っぽくなるのは低級霊が憑いているか可能性があります。

低級霊はこの世に未練を残して亡くなった人の魂です。

もしあなたが日頃からマイナス思考であるなら、
低級霊はそんなあなたと波長が合うのでとり憑きやすいです。

そうなると生気を吸われてしまうので気力がなくなる、
心配性になるといった症状が見られるのです。

 

 

 

4. 呪う夢、呪われる夢

夢には見えない世界や無意識領域からの
メッセージが含まれていると言われています。

なので、夢の内容から現在の心理状態や、
近い未来に起こるであろう出来事など読み取ることが出来るのです。

それが夢占いです。

今回は呪いに関する特集ですから、
誰かを呪っている恨んでいる夢やその逆の内容を夢で見た場合、
どういう意味がそこに込められているのかを詳しくお話ししたいと思います。

 

4-1.人を呪う夢、恨む夢

『誰が』に関係なく呪う夢、恨む夢で
共通して言えることがあります。

それは強い怒りや憎しみ、
あるいは我慢や葛藤の象徴であるということです。

そしてもしあなた自身が誰かを呪う、恨む夢を見た時は、
相手に対して上記のような感情を抱いていたり、その人の前で自由が利かない、
もしくは我慢していたりとストレスを溜め込んでいることを暗示しています。

それ以上ストレスを溜め続けるようなことになれば、
心の病を患ってしまう可能性があります。

 

4-2.人に呪われる夢、恨まれる夢

この場合は相手に対して優しく出来なかったり、
傲慢になってしまい行き過ぎた行為をしたりしてしまったことを
悔やんでいることを暗示してします。

しかしそれはあなたが人に対して気を使っている証であり、
あなたの人間関係が良くなることを暗示している夢でもあるのです。

 

4-3.人が誰かを呪う夢、恨む夢

人が誰かを呪ったり、誰かを恨んでいる夢には、
あなたがもめ事に巻き込まれたり、
争いの仲裁役を頼まれたりすることを暗示しています。

かといって中途半端な気持ちで引き受けてしまうと、
双方から恨みを買うというとんでもない状況に陥り、
追い込まれてしまう可能性があるので安請け合いはしないようにしましょう。

 

 

 

5. まとめ

『呪い』について理解してもらえたでしょうか?

まじない自体は私たちの生活に染み付いたものですが、
のろいとなると非日常的なもののように感じるかもしれません。

ですがどちらも昔から存在するもので、
覇権争い派閥争いの激しかった当時では呪いという言葉は、
恐らく一般的なものだったのではないかと思います。

結果的に私自身が皆さんにお伝えしたかったのは、
のろいは他人だけではなく自分も苦しめるものであること。

その点を肝に銘じ、
のろいに手を伸ばさないようにして欲しいと思います。

 

 


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